ダミーメイン

2021-09-03

伝統と変化

世の中にはたくさんの伝統や当たり前となっている文化があると思います。

 

昨今いろいろな場面で必要性や論理性を疑問視され、是正されていくものも多いです。

(脱ハンコ、スポーツにおける根性論などなど)

 

私も割と「これ何のためにやってんのかな~早く無くなればいいのにな~」と思うことが多いほうです。

そんな中、自分も伝統や当たり前にこだわっているだけで、その必要性を上手に説明できないなと思わせる意見を最近目にしました。

 

全国高校野球選手権大会(いわゆる甲子園)についてです。

「雨天順延や真夏の炎天下で行うことで熱中症のリスクも大いにあるのに、何故ドームでしないんだ」との意見でした。

これを見た際に「高校球児は憧れの甲子園球場でプレーすることを夢見て小さいころから頑張っている」

ということを真っ先に思うと同時に、でもそれって論理的か?と思いました。

甲子園球場で行うべきではない理由は正直いくらでも思いつきますが、行うべき理由があまり思い付きませんでした。

(天然芝が身体への負担軽い論は神宮での予選で矛盾。誰か良い理由を思いついたら教えてください。)

 

おそらく、多くの人が「伝統」「歴史」「イメージ」「思い出」を理由に、甲子園球場でその年の日本一を決めることに何の疑いもなかったと思います。

でも本当に高校球児ファーストで、日本一の学校を決めるための大会なら東京ドームでも、京セラドームでも良いよね、ってなると思います。

特に今年はその声がより大きくなりそうな予感・・・

 

もしかして春夏の甲子園の姿が変わるかもしれない。

現に高校サッカーの聖地“国立”も姿を変えたわけですし。

 

伝統、文化はそこにいくら想いがあっても、その必要性に説明がつかなければ、

時代の流れとともに見直されることもあるかも、と考えさせられたYahoo!ニュースのコメントでした。

 

個人的には、やっぱり“甲子園“は”甲子園”でずっとやって欲しいなあ。

(ハレルヤ)


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